company会社概要

会社名
三田アドバイザリー株式会社
所在地
〒105-7508 東京都港区海岸一丁目7番1号東京ポートシティ竹芝オフィスタワー8F
資本金
1,000万円
代表取締役
山本  圭
取締役
水谷 幸二
取締役
雨宮 耕造
取締役
中村 浩二
アドバイザー
町田 英之

事業目的

弊社は様々な理由で事業承継に悩むオーナーから企業を引き継ぎ、既存株主のみならず従業員、取引先等全てのステークホルダーにとっての価値を守る投資・経営を行います。

現在日本国内では多くの企業が経営者の高齢化並びに後継者不在による事業承継問題を抱えています。多くの事例において投資ファンドや事業会社が事業承継の担い手となると考えられておりますが、短期間で転売されたり、当該企業の独立性が脅かされる事例が多く見られ、必ずしも適切な受け皿にはなりません。

事業承継が適切に行われなければ、勤務する役職員とその家族の生活が脅かされる他、仕入先・販売先の事業にも悪影響を与え、当該企業の株式価値を遥かに超える社会的損失に繋がると弊社は考えます。

弊社はこれら企業の受け皿となりその経営をサポートすることにより、これら企業が持つ社会的価値を守ることを事業目的としています。

企業の譲受に際しては以下の三つの方針を掲げております。

① 超長期投資
当社は譲り受けた企業の売却を前提としない超長期投資を行います。そのため、譲り受けた企業は安定した株主構成の下、経営体制を維持することができます。多くのM&Aにおいて近視眼的な人員削減や顧客政策の変更が見られますが、当社は譲受企業の遠い未来を見据えた経営を行います。
② 自己資金投資
多くの投資ファンドは機関投資家等の資金を預かって運用していることから、短期間での投資先の転売を余儀なくされます。当社は自己資金若しくは運用期間の限定のない資金のみを原資として投資を行っており、当社の意思のみに従って保有を継続し事業を運営することが出来ます。
③ 譲受企業の発展への寄与
当社は譲受企業と長期に亘って関係を構築することから、長期的な視野に基づいて譲受企業の発展へ貢献します。
例えば、当社が保有する企業間での協力関係の構築や、次代、次々代の経営者候補の確保等に取り組み、オーナーが引退した後停滞しがちな譲受企業の成長を持続させます。

メンバー略歴

代表取締役山本 圭Kei Yamamoto

鳥取県米子市出身
慶應義塾大学法学部政治学科、グロービス経営大学院大学卒業

さくら銀行(現三井住友銀行)を経て、オンライン証券事業、ベンチャーキャピタル事業を営むソフトバンク・ファイナンス(現SBIホールディングス)へ入社。グループ会社の株式公開を担当した後、企業買収ファンド運営子会社SBIキャピタルへ転籍。その後一貫してバイアウトファンドの運営に従事。企業買収の全プロセスについて豊富な経験を有する(関与案件の累積投資額200億円以上、同キャピタルゲイン150億円以上)。
2013年にSBIキャピタルを退社、三田アドバイザリーを設立。

主な関与案件
配電制御設備大手
東証二部に上場していた2000年に民事再生手続きを申請、その後SBIキャピタル運営の投資事業組合が株式の過半数を取得。2003年から2006年まで担当としてジャスダック上場に貢献、その後2016年まで監査役を務めた。
子供服大手
経営不振状態にあった同社の株式を2007年にTOBにより取得、その後2010年に非上場化。2007年から2012年まで執行役員経営企画室長を務めた。同社はその後営業黒字化、売上増転に成功した。
技術者派遣大手
同社のMBOに係るTOB、非上場化手続きに貢献、社外取締役を務めた。2012年に世界最大級の同業企業に全株式を売却した。

取締役水谷 幸二Koji Mizutani

東京都府中市出身
早稲田大学理工学部数学科卒業

第一勧業銀行(現みずほ銀行)を経て、オンライン証券事業、ベンチャーキャピタル事業を営むソフトバンク・ファイナンス(現SBIホールディングス)へ入社。ベンチャーキャピタル事業、財務業務、グループ経営管理業務、香港現地法人運営に従事した後、内部監査部長、総務人事部長を歴任。2018年にSBIホールディングスを退社し、三田アドバイザリーに参画。

取締役雨宮 耕造Kozo Amemiya

東京都日野市出身
早稲田大学理工学部、サンダーバード国際経営大学院(米国アリゾナ州)卒業

日本道路公団を経て米国でMBAを取得後、ニューヨークにあるNTTアメリカに就職しTop Sales Awardを受賞。その後、ユタ州にて計測機器メーカーのAiry Technology Incを起業し、最初の4年間で27か国に105代理店を構築。日本に2015年に帰国後、日本企業のビジネスデベロップメント、経営企画、海外進出・海外展開支援サービスを提供する株式会社WASHIDOを創業。2021年に三⽥アドバイザリーに参画。

取締役中村 浩二Koji Nakamura

大分県豊後大野市出身
専修大学経営学部経営学科卒業

野村證券にてIPO業務に従事、10社以上の株式上場を手掛ける。その後クライアントだったITベンチャーに転出し米国Nasdaq上場を目指すがあえなく倒産。証券会社でのコンサルティング経験とベンチャー企業での実務経験をもとに株式会社CORPORATETUNEを設立し上場支援や事業再生などを手掛ける。2003年に越境EC事業最大手のBEENOS株式会社の経営に参画。(2004年東証マザーズ上場、2016年東証プライム上場)代表取締役副社長兼グループCFOとして、グループ全体の管理部門を統括。2023年末に退任し、現在は同社顧問。経営管理、IR、財務会計、法務、リスクマネジメント、人事労務、コーポレートガバナンスに関する知見、M&AのジューディリジェンスやPMI、スタートアップへの投資・育成の知見を有す。2024年2月、三田アドバイザリーに参画。

アドバイザー町田 英之Eiji Machida

千葉県市川市出身
慶應義塾大学総合政策部卒業、公認会計士・税理士

東京海上火災保険を経て、プライスウォーターハウスクーパース税務事務所で国際税務業務、アルトグローバルインベストメントにて投資業務、オリックスにてM&Aアドバイザリー業務を経験。その後、国際協力機構にてアフリカ及びベトナムの民間企業への投資・融資業務に従事。2016年に独立し、町田公認会計士・税理士事務所、RAIパートナーズを設立し、代表に就任した。会計・税務を中心とした幅広い業務経験を活かし、多岐にわたる業界へのアドバイザリー業務を展開。 2023年1月、三田アドバイザリーに参画。